お知らせ

20.05.09

95歳が描く!かいごのえほん出版決定

「 絵が私に生きる力をくれました 」
~絵本を通じ、年を重ねても自分らしく生き抜くことを体現する~

デイサービスに通い始め新しく得た「生き甲斐」
年を重ねても、いくつになっても生き甲斐をもって生きることが出来ると皆に伝えたい

95歳の手習いで始めた絵ですが、今では私の生き甲斐となっています。
今回の絵本は、私一人の力ではなく、沢山の方の協力、支えがあり完成させることが出来ました。

担当:絵
山田 恒子 ( YAMADA TSUNEKO )
1925年11月8日生まれ(95歳)
岐阜県笠松市出身
趣味は手話、絵を描くこと、個展開催。

担当:文
﨑山 ひろみ ( SAKIYAMA HIROMI )
1983年3月31日生まれ(37歳)
鳥取県東伯郡琴浦町出身
日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業後、社会福祉法人フラワー園に入職。
特別養護老人ホームあんのん 介護主任

背景
70歳を超えてから習い始めた絵画にて、絵を描くことの楽しさを覚えました。
絵を通じ、他の利用者の方、大切な家族、職員の方々との会話が弾みます。今では年に数回、周りの方々の力を借りて個展を開催しています。
絵を描くことは、今の私にとって生き甲斐以外の何物でもありません。
高齢化が深刻化し、高齢社会が日本の大きな課題となっている今、当事者である私自身の体験、生き甲斐が生み出す生きることの意味を多くの方に知っていただき、老いることを悲観しない明るい未来を皆で迎えられたらうれしく思います。

絵本製作に携わった方々からの一言
中倉桃果(着色担当)
たくさんの人と協力しながらこの絵本を制作しています。
制作過程を通じ、改めて自立支援の大切さを学びました。一人でも多くの人がこの絵本を手に取り、自立支援の本当の意味、明日からの行動のきっかけになれたら…作者の思いが届きますように。
﨑山ひろみ(原作)
私自身「志し半ばでお星さまに召されたい」と思っています。
「生かされるではなく、生きていたい」
介護は、その気持ちを支えることのできる唯一無二の素敵な仕事だと伝えたいです。
松本広樹(渉外担当)
子供のころ、絵本から沢山のものを受け取りました。いつか絵本の作成に携わりたい!と いう夢が思わぬ形で叶いました。この絵本を通じて「介護業界」の視野が広がればいいなと思います。多くの方に、この絵本が届きますように。
吉田貴宏(プロデューサー)
本当の「介護の志事」を届けたい。誰もが理解できる形で…

絵本の作成、出版…私一人では、到底なし得ることのできない賜物であり、この1冊を 作成するにあたり、これだけ多くの方(伝えきることのできない方々)のご協力をいただいています。
そして、ご協力をいただいた方それぞれの得意分野を活かした成果、形となった物が、 この【 つむぐ つながる 共に。 】です。
20代前半の若者から、私のような90代までもが同じ目標に向かい、共に創り上げる。
絵本づくりを通じ、この過程こそが生き甲斐、人生の楽しみであると体感しています。

【問い合わせ先】
介護・福祉啓発活動事業 NEXTINNOVATION
〒454-0005 愛知県名古屋市中川区西日置十丁目107
TEL:052-363-8722 
担当者:吉田 貴宏
E-mail:info@nextinnovation-nagoya.com

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